あの人みたいな声が出せればいいのに
あの人ぐらい音域が広ければいいのに

音楽大学に通っていた私は、初めはそのように思うことがたくさんありました。
年齢と見た目、声とのギャップに苦しみ、ミュージカル自体をやめようと思ったこともありました。

そんなある日、習っていた先生から「その声は今すぐには芽が出なくても、
大切に育てていけば、きっと誰にも出すことのできない声が出るよ」と言われました。
その時に、自分のこの声で、自分にしか歌えない歌をうたいたいと思いました。

自分の声や音域に、コンプレックスを持っている人がいるかもしれません。

けれどその自分の声が大っ嫌いだったとしても、その声が良い!って思ってる人もいます。

この世界、みんな同じ好みで、同じ価値観だなんてまずありえないですよね。

完璧な人はこの世にはいないんです。だから面白い。

コンプレックス＝劣等感 ではなく
コンプレックス＝個性的 なんです

グラスの半分まで水が入っているのをみて
『半分しか入ってない』と思うか『半分も入ってる！』と思うかは、自分次第なんです。


“私”を否定しない。その声はあなたしか持っていない"宝物"なんです。
自分を受け入れている人って、自信がありとても魅力的ですよね。

自分の欠点を見つめ、受け入れ、魅力的にしてあげる。
そして自分らしく居ればいい。
人生は、一回しかないんだから。

私も悩んだ経験があるからこそ、今悩んでいる方への助けになると思います。
誰かに言われたことが、意外にも自分では思ってもいなかった！
ということがあると思います。

私のレッスンでは
“教える”ではなく、私の知っていることを伝え、合ったものを一緒に見つけ、楽しく、自分らしくいるということを目標にしています。

自分にしかできない“オリジナル”を体感、そして表現してもらいたいです！