「なぜその言葉が歌になるのか」「なぜその声で伝えたいのか」――

私は「自分の声で誰かに伝えたい」そう願う人と向き合いたいという想いからクラスをスタートさせました。

本当に人の心を動かすものは「上手な歌」ではなく、
その人にしか持てない“背景”や“視点”、“想い”が現れた唯一無二の表現であると考えています。

私のレッスンでは
•「喋るように歌う」こと（＝歌詞の背景を深く読み、説得力を持たせる）
•　感情表現や身体の使い方を通して“その人だけの１曲”を表現すること
•　表現に迷ったときは目的や感情に立ち返り、本質からアプローチすること
この三つを主軸に「なぜあなたは歌いたいのか？」という最も大きな目的に真っ向から向かっていきます。

歌は
言葉だけでは表せない想いにメロディーがついたもの
もしくはメロディーだけで収まらなかった想いに歌詞がついたもの

想いも、言葉も　どちらもが自分の意思で発したものでなければ表現とは言えないのです。

そしてこれはミュージカルに限った話では無く「歌」という表現に挑む中で忘れずにいてほしいと願っています。

歌うのはあなた自身

私自身、目標としていたオーディションに落ちた結果自分の声、自分の表現を見失い　突然歌声だけが出なくなってしまった事もありました。

それは今思えば　力任せに声を出し　自分の意思で演ずる事ができていなかったから生まれてしまった結果でした。

声を失って初めて　まだまだ歌いたい、もっと私の伝えたい事がある　と気がついたのです。

上手だと思う人を真似したり　あの人のように歌いたいと思うことは決して悪いことではありません。

でも歌うのは他でもないあなた自身。

たった一つのあなたの大切な想いと声を守るのはあなた自身。

自分の持つ声の個性や　自分だからできる表現　自分の歌い方を知った上で
あなたの意思で表現する。

私自身が身をもって経験したからこそ、この最も大切なプロセスを見失ってほしくないのです。

私だから届けられるもの

私は宝塚を退団後、ミュージカルに留まらず
小劇場でのストレートプレイ、映像のお芝居、モデルや2.5次元作品、シャンソンとあえてジャンルを問わずに表現の現場に立ち続けてきました。

あらゆる分野のオーディションを受け、あらゆる現場を経験して得た幅広い視点で
あなたの声とあなたの魅力を引き出すだけでなく、あなたの自身の感性をのびのびと発揮するお手伝いをしていきます。
レッスンでは必ず　なぜそうするのか　なぜこのプロセスを踏むのか
を一緒に考え、目的を明確にしてから次のステップに進んでいきます。

レッスンで大切なことは「こうしたい、こうなりたい」という自発的な意思を持って課題に取り組むこと。
そして今この瞬間、自分自身がどう変化しようとしているかを自覚することが重要です。

すぐにできなくても、その試行錯誤の時間は必ず未来のあなたを助けてくれます。

焦らずに、あなたのペースで　あなたに必要な事を　あなたのやり方で見つけていきましょう。

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歌は、声で描く“物語”。
そこに正解はありません。

でも、「その人だから伝わるもの」が必ずあります。

あなたの表現が、あなただけのきらめきを見つけた時
あなたの声は　もっともっと輝いて　あなただけの歌になる。

舞台のセンター、オーディション合格、誰かの心に残る一曲――
目指すゴールがどんな道であっても
あなたの声と想いを大切にしながら
「歌で伝えたい」という気持ちを持つあなたの夢に向かって私と一緒に歩んでいきましょう！