古城門志帆トレーナー（賢プロダクション）から一言

• 高林彩香さん

  【イメージを持ち、声にのせる】

  最初は感情表現があまり声にのっておらず、表情や動きなどに割り振られてしまっていましたが、 感情解放のレッスンで、どの程度気持ちを声に乗せても良いのかのコツを掴んで下さったように思います。

  【どんな気持ちを誰に向かってしゃべっているのか】を明確にすることにより、 声音に感情がのるようになりました。

  音圧も、【どこにいる誰にむかって喋っているのか】をイメージし、そこに向かって喋ることで、しっかり、はっきりと伝わる声、伝えようと意識している声に変化しました。

• 中村朱里さん

  【喋る目的を明確にし、繊細な表現を】

  元々イメージや声の雰囲気を出すのがお上手な中村さん。

  セリフのスピード感や抑揚でもっとそのシーンの空気や世界観を伝えることができると思い、声でつくる世界観を具体的にする為のレッスンを致しました。

  【誰に向かって】【どんな気持ちで】喋っているのかをはっきりイメージすること。

  セリフを喋る前の、喋りたい、喋る必要がある、その【目的】を意識することで、 前よりもっと声で表現する世界観が具体的になり、 演じているキャラクターの動きや感情も見えやすくなったと思います。

• 大畑流華さん

  【声の音圧は、どこにいる誰に喋るかで決まる】

  頭でイメージしているものを、どの程度、どのように声にのせていくのか、ということに重点を置きレッスン致しました。

  シーンやキャラクターのイメージをしっかりと持って下さっていたので、心にある気持ちを声にのせる為に、 体を動かしながら声を遠くの人に届ける意識や、1人に届ける時の声のベクトルの意識と、10人に届ける時、舞台から客席に向かって多くの人に届ける時、など、届ける人への意識を持つことを体に染み込ませました。

  声のテンション感も、ドキドキ、わくわくを声にのせるために、その時の気持ちを思い出す工程、その思い出を表現する工程をレッスンで行いました。

  頭で沢山考えないよう、体を動かしながら喋る、ペンを人に見立ててペンに向かって喋る。腕や体を伸ばし、意識を体のほうに向けて喋る、などを行い、伸びやかな表現を目指しました。